ともどうじいさんのブログ

老人の日記と思ってね

大食い競争番組に対する違和感

帰宅したら、家人が見ていたテレビ番組が、タイトルはわからないが、大食い競争をするフードファイトのような番組だった。

数年前、中学生が給食の早食い競争の末、窒息死したことを受けて放送自粛していたはず。

テレビ番組制作者には、CSRというものはないのだろうか。

企業の社会的責任、どのように考えているのか?テレビ局。

お祭りで椀子そばの競争があるの等は、しょうがないでしょう。

それを、TVの番組にして放送する。しかもシリーズにしているのって、ものすごく違和感を感じます。

食というのは、健康と生命を維持するものであるはず。

また、団欒や人と人のコミュニケーションのためにもあるはず。

心も身体も社会も豊かにするものであるはず。

大食いコンテストで勝つことに意義があるのでしょうか。

しかも、地球の人口の半数以上は飢えと戦っているのではないでしょうか?

飢餓で死んで行く子供が世界中で毎日どれだけいるのか、番組制作者は考えたことがあるのでしょうか。

参加者、出演者は考えたことがあるのでしょうか。

しかも、スポンサー企業がいるのが不思議。

優勝賞金や商品を世界中の飢えている子供たちに、寄付するのなら推奨します。




日本の文化って、お茶碗に米粒を残さないように食べた後のお茶碗にお茶を注いで、こびり付いたでんぷん質を溶かして飲んじゃうという、食べ物を大切にする文化ではなかったのでしょうか。


米粒一つを大切にしない、日本人は信用したくない!!