とほほな外国人その2
2007年の秋の連休のこと
40歳くらいの夫婦のようなカップル外国人(ヨーロッパ系)
フロントデスクへチェックインに来たが、予約が見当たらない・・・・
ネットで予約を入れたらしいが、予約完了画面をプリントアウトしてないらしい。
調べようがないよ!
記憶によると2名で8900円の部屋を予約したらしい・・・・・???
この日は、お祭りと連休で市内は他ホテルも満室、2名の部屋を10.000円以下の料金では販売するはずがない・・・
私のホテルも、満室で、たまたまキャンセルが出て空いている部屋は2人で16,000円の部屋です。
案内すると、その部屋に8,900円で泊めろと言います。
16,000円を私は譲りませんでした。
私が判断したのは、ごねると何とかなるというような輩だと思うので、絶対に譲リマせんでした。
そこへ、英語の達者なスタッフが出勤してきて、良く話を聞くと、ごねたり、嘘を言っているようではないという。
ピンと来た私は調べてみました。
7日前、同じ曜日にその外国人と同じ名前の予約がノーショー(予約したけどチェックインに現れない客)として処理されていました。
要は、1週間間違えてネット予約をしていたのです。ちょーかわいそー。
自分が間違っていたなんて思っても居ないから、きっと私のことをぼったくりの悪徳ホテルマンと思っていたことでしょう。
その後、7日前の予約のログを見せて説明して、16,000円の部屋に16,000円で泊まってくれるのなら、7日前のノーショーのキャンセル料金は請求しないという条件を提示して、泊まってもらいました。
うちのホテルを気に入ったのか、そのまま3泊もして帰って行きました。
お互いに相手のことを疑っていたことは間違いないと思います。
私の英語力のままだと、不審をもったまま、泊まらずに帰って行ったことでしょう。
英語の堪能なスタッフが来てくれてよかったです。