ともどうじいさんのブログ

老人の日記と思ってね

とほほな外国人その1

2007年夏のことです。
当時私は、長野県のホテルに勤務していました。

外国人ファミリー父、母、娘の3人が宿泊しました。

チャックインは14:00なのですが、早くに到着して、荷物(キャリーバック、ボストンバック、白いレジ袋)を預かりました。
チェックイン時間まで荷物だけ預けて、近隣の観光に行きました。

チェックインして部屋に運んだ荷物が足りないというのです。
どのような荷物か訪ねると、白いプラスチックバゲッジ、キャリーバック・・・・うーん東南アジア人の英語は、同じアジア人なまりで通じやすいはず・・・

未チェックインの荷物を運んである客室を捜索しました・・・・捜索目標物は「白いプラスチック製のキャリーバック」見つかるはずはありません。

その後、英語が堪能なスタッフが出勤してきて、よく聞き直したところ、白いバゲジ(荷物)でキャリーバックに結びつけていたらしいのです。
そして、昼間荷物を預かったスタッフも連絡が取れて、ホテルまで来てくれました。
レジ袋がキャリーバックに結んでいたらしい、間違いない。
ゴミ袋のようなレジ袋だったそうな・・・

ピンと来ました。清掃係の控え室のゴミ箱を捜索したら、タイ語のような洗剤容器がはいった、ゴミ袋いやレジ袋を発見。

結果:
預かった荷物の中で、キャリーに結びつけていたレジ袋がほどけて落下、
客室に運んだあと荷物の置き場の床にレジ袋だけ残っていた・・
清掃係が発見、中を見ると食べ終わったお菓子の空き箱や袋、飲み終わったジュースの紙コップなどゴミ袋と思って、気を利かせて捨てたらしい。

ホテルから排出するゴミは、回収してから必ず24時間以上保管後、ゴミ回収業者に渡すルールがあったため助かりました。

アレルギー体質で医者に勧められたボディーソープが、どうしても必要だったそうです。
ゴミといっしょにレジ袋なんかに入れておくなよ。まったく。

白いプラスチック製のキャリーバッグ  → ×

ゴミ袋にしか見えない白いレジ袋    → ○

という事件のお話です。