ともどうじいさんのブログ

老人の日記と思ってね

時間のかかる食い物

カットした野菜を炒めて出す野菜炒めも大好きです。
釣った岩魚をその場で塩焼きにするのも大好きです。

でも、日本食って時間のかかる料理がたくさんありますね。
イカを煮るとき、グツグツ煮ないで、80℃くらいに保温して布団などでくるんで、12時間とか、火を通すとすごく柔らかく煮れるという調理法だとか、甘酒も麹菌がデンプンを糖に変えてくれるのをひたすら待ちます。

他にも菌に頼るのは、納豆菌、乳酸菌に頼るおつけ物、酵母菌に頼る、お酢や、醤油、味噌などですね。

菌でなくても、乾燥させて作る干物、タンパク質がアミノ酸に分解されて生より、おいしいです。
切り干し大根、高野豆腐、干し柿などは、乾燥させて保存食にするために作るのでしょうが、生よりうまい。

その点外国って、チーズくらいかしら?
生クリームやバターってその場で円心分離器でできるし、チーズは奥が深そうです。
パルメザンチーズってパルメジャーノレッジャーノって名前なのですよ。似たものにパダーノなんかもあるのですが、パルメザン地方で作った物以外は価値が下がるのだそうです。
同じ原料、同じ技術、製法で作っても味が変わるのですって。気候とかもあるのでしょうかね?
生ハムもパルマ産って同じように価値が高いですよね。
いずれも、何ヶ月も何年もかかっておいしくなりますね。
食材じゃないけど、ワインの醸造技術も、ほぼ来年以後のために仕込んでいる。

いま、サービス業にいながら、システムの仕事に関わっていますが、来年やそれ以後のことを考えてやってることって少ないです。
ほんとは、システムなんてもっと先のことを視野に入れて開発しないといけないと思うんだけどね。
ほとんどが今期の収益に対してどうなのかってことです
会社だからある程度は、仕方ないですね。

ワイナリーって成功するかどうかって、10年以上のビンテージが美味しくって売れるかどうかなのですよ。
うちはワイナリーじゃないけど、他の業種も10年先を楽しみにしながら仕事をすすめると楽しいのではないかと、ふと思ったのでした。
仕事をするときの個人的な志(こころざし)って言うのかしら。
遊び心ではないが、



おなか空いた・・・・もうすぐお昼だ。
あ、そうだ
10年後でなくて今食べたい・・今食べられる物をよこせって、言わず。
10年後美味しくなってる、ために。余裕をもった、今日をすごしたいのだが、
あればあるだけ、食ってしまうなあ?
わたくしも・・・



そろそろ
メタボリック症候群

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